善光寺宿坊体験、日本アルプスアルペンルート、金沢、白川郷

東京の喧騒を離れ、自然と文化の宝庫、長野県へ! 山中に潜む一大巡礼地「善光寺」で宿坊体験。
日本の屋根と呼ばれ、3000メートル級の山々が日本を東西に分かつ日本アルプスを様々な乗り物を乗り継いで越えてゆきます。
そしてアルプスの麓の豊かな自然に恵まれた黒部峡谷をトロッコ列車に揺られながら景観美を満喫し、”小京都”金沢へ。
さらに世界遺産、白川郷も見逃せません。
京都への道のりをちょっと寄り道して文化や自然、伝統を満喫してみませんか?
8
From ¥275,000

ツアー概要

東京の喧騒を離れ、自然と文化の宝庫、長野県へ! 山中に潜む一大巡礼地「善光寺」で宿坊体験。
日本の屋根と呼ばれ、3000メートル級の山々が日本を東西に分かつ日本アルプスを様々な乗り物を乗り継いで越えてゆきます。
そしてアルプスの麓の豊かな自然に恵まれた黒部峡谷をトロッコ列車に揺られながら景観美を満喫し、”小京都”金沢へ。
さらに世界遺産、白川郷も見逃せません。
京都への道のりをちょっと寄り道して文化や自然、伝統を満喫してみませんか?

ツアー前日までのお勧め観光ポイント

★川越~歴史と文化のある町~
東京からほんの30分ほどで行ける川越は、一日中楽しめ、江戸時代の建築を見るのに最適な場所といえます。この古き良き雰囲気を最もよく表すものの一つが、蔵造りの街並みです。この街並みに並ぶ伝統的な建物は、火事から身を守るよう丈夫に造られています(川越は数世紀前大火事がありました)。町の中には「時の鐘」が高くそびえ、有名な「菓子屋横丁」に行くこともできます。伝統的な日本家屋の中を見るなら、美しい庭園のなかにある、川越城跡にある本丸御殿に行くのをおすすめします。
 
★秩父地方長瀞
秩父地方長瀞は、埼玉県の中心、東京の北に位置しています。東京から簡単にアクセスでき、荒川沿いの、山と森に囲まれた日本の田舎の美しい自然に出会う事でしょう。四季折々素晴らしいのですが、秋の紅葉にうっとりするのにうってつけの場所です。日本のさくら名所100選に数えられている4月から5月中旬までの長瀞の桜は大変美しいです。周囲の自然をいっぱいに楽しむのに、小さな木製ボートにのる船下りを使うのも手です。
 
★高尾山
 東京から一時間で行ける高尾山では、自然に囲まれた中、ハイキングルートで登ることができます。高尾山の頂上の一つは、高尾山口駅からアクセスすることがき、そこでは一休みできるお店があります。また、駅から登山者のレベルに合わせたルートで登ることができます。この中で一日中楽しみ、一番自然を楽しみたのならば、6号路コースをお薦めします。そこでは、神秘的な寺院が隠れた森の奥深くに入り、岩屋大師と呼ばれる洞窟があります。もしハイキングをするのではなく、ただ登りたいならば、リフトで頂上に登ることができます。登った後は駅近くの温泉で体をリラックスすることができます。
breakfast, dinner, lunch

1日目:東京

東京自由観光

東京泊
東京都内ホテル

2日目:東京~善光寺

東京駅で北陸新幹線に乗車
2015年の東京ー金沢間北陸新幹線開通に伴い導入された最新の車両は日本の伝統文化と未来をつなぐというコンセプトの元、"和"の未来をテーマにデザインされています。
外観は高速走行するための造形と日本の伝統的な色使い、走行する沿線の風景を融合させ、スピード感と精悍さを表現し、車内空間においては大人の琴線に触れる『洗練さ』と心と体の『ゆとり・解放感』をテーマにトータルデザインされ、快適で優雅な移動を楽しむことができるでしょう。
また驚くべきはその車体の安定性の高さであり、山岳地帯を最高時速260kmで走るにもかかわらず、最小限にその振動を抑え、快適な移動時間を可能にしています。



善光寺詣り

善光寺は長野県北部に位置する無宗派のお寺で、その創立は7世紀まで遡ります。
未だ仏教が様々な宗派へと別れる前から存在するため、宗派を問わずいかなる人も受け入れる無宗派寺院であり、また女人禁制の仏教寺院の多かった日本において古くより男女分け隔てなく受け入れる珍しい寺院ということで多くの信仰を集めています。

江戸時代になり日本各地の街道が整備され比較的安易に人々が旅行に出ることが出来るようになると、長野の山奥へ遠路はるばる巡礼に訪れるようになりました。
そして、江戸時代末期になると善光寺巡礼ブームが訪れるようになり、現在の長野県の県庁所在地である長野市は善光寺の門前町として発展したものです。

善光寺の本堂内には阿弥陀三尊像が御本尊として安置されていますが、日本最古の仏像と言われる秘仏で国宝にも指定されており、7年に一度一般公開される「御開帳」の期間でさえその同じ姿をした像が分身として公開されるのみで、本物は寺の住職ですら見たことがないと言われています。
善光寺観光のハイライトは本堂内の「お戒壇巡り」で、内陣内の階段を下りて行き、ご本尊が置かれた瑠璃壇の床下を歩くことになるのですが、内部には一切の照明はなく、完全に光が遮断された廊下を中腰で進んでいきます。
暗闇の中壁伝いに歩いて行き、御本尊の真下にかかる「極楽の錠前」へ触れてから再び地上へ戻ってまいります。
この「極楽の錠前」に触れることで仏様との間に縁を結び極楽浄土へのお約束を頂きます。
そしてこのお約束を大切に心に持ち続け育てることで、往生する際に仏さまが迎えに来て下さり、極楽浄土へと連れて行ってもらうことができると言われています。
またこの体験にはもう一つ仏教精神を養う修練としての意義も含んでいます。
人は普段様々な雑念や煩悩に心を奪われていますが、この「お戒壇巡り」の一寸先も見えぬ暗闇の中ではただ一つ心は「極楽の錠前」に触れることに専心します。
あらゆる煩悩から解放され辿り着く悟りの境地にほんの少しでも近づくことこそがこの体験のポイントです。
錠前に触れ今度は暗闇から出口を探して進んでいくとわずかに地上の光が見えてきます。
ここで物を見ることができる事、つまり光のありがたさを感じ、出口を出た後の光の下の世界は入り口を入った時とはまた違ったふうに見えるかもしれません。
そこにこそこの体験のもう一つの重要な意義があるのです。
そしてそれ故にこのお戒壇巡りは短い距離を歩くだけですが、ただの通路ではなく「道場」と呼ばれ、修行の場の一環としてとらえられているのです。



小布施:北斎が愛した町

長野県北部の小布施(おぶせ)は、県内で面積の一番小さな町ですが、人口約1万1千人の町に年間約120万人の観光客が訪れるとても人気のある観光地となっています。
町内には美術館、博物館、寺院、老舗栗菓子店等の見どころも多く、土壁の建物や土塀が並ぶ落ち着いた雰囲気の景観とあわせて、魅力となっています。
そして、ここは伝統的景観と地域の暮らしの両面を考慮した、まちづくりを行い全国から注目を集めています。

もとは特に何の変哲もない田舎町で、田舎特有の現象として年々過疎化が進み、町の将来が危惧されていました。
それをなんとか食い止めようと町が作ったのが、この町とゆかりの深い浮世絵画家、葛飾北斎をテーマとした北斎館です。

1842年、北斎はすでに齢83歳で江戸の絵師として十分すぎるほど名声を博していたときに、初めて小布施を訪れています。
高齢の身で山奥の田舎村から遠路はるばる江戸から足を運んだのは、江戸で親交の深かった小布施の豪農、高井鴻山の招きがあったからです。
鴻山は北斎の為に自宅にわざわざ専用のアトリエを作って厚遇しました。
1844年に再び小布施の鴻山のもとを訪れ、1848年まで滞在し、翌年1849年に齢90歳で江戸で亡くなっています。
江戸で名声を博しながらもその特殊な性格の為に狂人として良くも悪くも風評がたち、お金にも無頓着なため常に赤貧の生活を送っていた北斎にとっては物質的にも精神的にも快適に過ごせる場所でもあったのでしょう。
北斎は浮世絵の版画の巨匠として知られていますが、北斎館では数少ない北斎の肉筆画を見ることができます。
中でも2基の屋台の天井に書かれた「龍」「鳳凰」、「怒涛」は必見です。
またやや離れたところにある寺院、岩松院の「八方睨みの鳳凰」は畳21枚分の大きさの天井画は圧巻の一言です。

北斎は現在の小布施の町おこしに大きな役割を果たしていますが、それはあくまで一つの起爆剤であり他にも多くの町づくりの賜物として現在の小布施が出来上がっています。
建築家たちがリーダーシップをとり、人々の現代の生活と古い建築物の保存を両立させ、町全体の調和した情緒ある風景を作り出したり、名産の栗をPRしたり、インフラ整備や観光パンフレットを充実させたりと、小布施の町の観光事業はまさに他の町の手本となっています。



宿坊~寺院に宿泊~

善光寺を訪れる際の目玉の一つとして宿坊体験というのがあります。
宿坊とは元来参拝者や僧侶たち用の寺院併設または寺院内の宿泊施設でした。
遠路を旅してやってくる巡礼者を迎え入れる施設であると同時に、僧侶と同様の素朴な食事や住居で寝食を共にすることで心身を清める役割をも果たしていました。
現在では巡礼者のみならず多くの観光客が訪れるようになったため、多くの宿坊が一般観光客を受け入れるようになりました。
そして宿泊設備やサービスも充実し、快適に過ごすことができるようになりました。
現代の宿坊体験は決してかつてのような質素で禁欲的な修行を体験することではなく、寺院文化の入り口を一般の人々に知ってもらうことにあります。

宿坊によっては写経、写仏などの体験が出来るところもありますが、なんといっても宿坊体験でのメインはご朝事を見学することでしょう。
「ご朝事」とは善光寺の全僧が毎朝善光寺の本堂で行われるお勤め(読経)のことです。
そして通常本堂で早朝5時半~6時半頃に行われますが、善光寺の男性住職と女性住職が本堂へと向かう際、一般の人々は参道で功徳を頂くことができます。
お朝事見学は宿坊に宿泊するとどこでも案内人が見学に連れて行ってくれます。
そしてその後境内見学、お戒壇巡りをして戻ってきてから朝食を頂きます。
お朝事見学は義務ではありませんがせっかくの機会ですから是非早起きして参加してみてください。
宿坊
breakfast, dinner, lunch

3日目ー4日目:善光寺~アルペンルート

立山黒部アルペンルート

立山黒部アルペンルートは飛騨山脈(通称北アルプス)の北部を構成する立山連峰を横断する世界有数の観光ルートを指します。
立山連峰は中部山岳国立公園に属し3000メートル級の山々からなり東の長野県と西の富山県を壁のようにそびえて隔てています。
このルートでは様々な交通手段を乗り継ぎながらこの立山連峰を越えてゆくのです。
このルートは1971年に完成し、長野県側の起点、扇沢と富山県側の起点、立山駅の間37.2㎞をとなっておりケーブルカーやトロリーバス、ロープウェイや高原バスなどで繋いでいます。
このルートのハイライトはやはり季節により様々な姿を見せる立山連峰の雄大な景色でしょう。(ただし12月~4月は雪の為閉鎖)
春には一面の見事な雪景色がご覧いただけますし、バス用道路脇の10~20メートルほどの高さにまで達する雪の壁が形作る「雪の大谷」は圧巻です。
夏には山岳の美しい風景やそれを飾る高原の花々、秋には見事な紅葉が山々を彩り、標高の高いところから徐々に低い方へと移って行きます。
毎年多くの観光客が訪れる大人気観光地で混み合うことが多いですが、その評判に見合うだけの魅力がたくさんこのコースには詰まっています。
どの季節にきてもきっとあなたを失望させることはないでしょう。立山黒部アルペンルートの様々な交通手段 扇沢駅(長野側)→立山(富山側)

1. 扇沢駅→黒部ダム駅:関電トンネルトロリーバス(6.1km)

長野県側の起点、扇沢から黒部ダムまでを繋いでおりトンネル内で長野と富山の県境を通過します。
黒部ダムの水力発電所建設の為に作られたルートを走り、2019年に完全に充電式の電気バスへと移行します。


2.黒部ダム駅~黒部湖駅:ダム上を徒歩(0.6km)

北アルプスを水源とする黒部川に作られたダムで黒部川第四発電所へと送られることから黒四ダムとも呼ばれています。
戦後日本の復興期、関西地方の電力不足を解決するために1956年に建設が始まり7年の歳月をかけ、171名もの殉職者を出しながら完成したダムで、当時は関西地方の電力の50%を賄い、関西地方の発展の礎となりました。
現在ではアルペンルートのハイライトの一つともなっており、6月下旬から10月中旬の間は観光放水が行われています。

3. 黒部湖駅→黒部平駅:黒部ケーブルカー(0.8km)

黒部湖駅から標高1828mまで標高差373mを5分間で上って行きます。
雪害を避けるため地下トンネルを通っています。

4.黒部平駅→大観峰駅:立山ロープウェイ(1.7km)

黒部平駅と大観峰駅を結ぶロープウェイで高低差488mありますが、途中には一本も支柱がありません。
雪によって支柱が流される可能性があるため、駅間をダイレクトに繋いでいますが、この方式では駅間が日本で最も長いロープウェイです。

5.大観峰駅→室堂駅:立山トンネルトロリーバス(3.7km)

雄山(標高3003m)の中を通り抜けるトンネル内を走り、大観峰駅から室堂駅までを結んでいます。
電力の供給を直接架線から受けている電気式のバスでトンネル内でも排気を出すことなく、自然環境にも配慮されています。
日本で残っているのは関電トンネルトロリーバスとこのトロリーバスの二つだけですが、2019年に関電トロリーバスは充電式電気バスになるため、ここが日本で唯一のトロリーバスになるでしょう。

6.室堂:散策

アルペンルートの最高地点でこのルート一の観光ポイントと言えるでしょう。
室堂駅は立山(標高3015m)の火山活動で出来た火口湖周辺の一帯で駅は標高2450mに位置しています。

春には室堂駅の外は一面銀世界でまた道路へ行けば高さ10m~20mにたっする雪の壁が道路脇にそびえています。
夏になって雪がなくなればハイキングルートが現れ、自然を満喫することができるでしょう。
運が良ければオコジョや絶滅危惧種のライチョウに出会えるかもしれません。

7.室堂駅→美女平駅:立山高原バス(23km)

1500mほどの標高差を50分かけて下りて行きます。
春に雪の大谷を通って降りていくのは大迫力ですし、夏、秋には標高が低くなるにつれ変化する自然の移り変わりを楽しむことができるでしょう。
途中には日本一の落差を誇る称名滝を車窓から眺めることができ、美女平に辿り着くころには周りはすっかり緑豊かな森に囲まれていることでしょう。

8.美女平駅→立山駅:立山ケーブルカー(1.3km)

最後は再びケーブルカーです。
今度はトンネルではなく外を500メートルほど下りますが、勾配24度もあるのでかなりスリリングなのではないでしょうか。
3日目:アルペンルート上ホテルまたは山荘 4日目:宇奈月温泉または黒部峡谷内山荘
breakfast, dinner

5日目:黒部峡谷~金沢

黒部峡谷

黒部峡谷は北アルプスを北端で立山連峰と後立山連峰に分断する巨大な峡谷で国の天然記念物に指定されており、日本三大渓谷の一つに数えられています。
地殻変動や黒部川の急流によって削られたV字の谷は日本でも最も深いものです。
かつては人を寄せ付けぬ秘境でしたが19世紀に入って峡谷探検が行われるようになると多くの登山家が訪れるようになりました。
北アルプスの多くの峰々を水源として集まる上に、豪雪地帯でもある黒部川は水量が非常に豊富なため、電力開発を目的としてダム建設が始められました。
それでもなおカエデやブナ、ナラといった木々の原生林に覆われた手つかずの自然が未だに多く残り、季節の変化と共に美しい姿を私たちに見せてくれます。
特に紅葉の時期には一目その赤、橙、黄と人口物のコントラストを一目見ようと多くの観光客が殺到します。



黒部峡谷鉄道

黒部峡谷鉄道は「黒鉄」の愛称で親しまれており宇奈月温泉駅~欅平駅間を運行する観光路線で4月下旬から11月までトロッコ列車を運行しています。
途中に多くの駅がありますが乗降が許可されているのは黒薙と鐘釣のみです。
また欅平からさらに黒部ダムまで行く列車もありますが抽選で高い倍率で応募しなければ乗車体験はすることができません。
黒部峡谷鉄道は今でこそ観光列車として非常に人気のアトラクションの一つですが、かつてはダム建設の為の資材運搬用に使用された列車でした。
しかしこの路線が作られたのは黒四ダムの工事よりさらに昔、戦前の未発達な技術でトンネルを掘り進んでいきました。
ダイナマイトと簡素な機械で硬い岩盤を掘り進む作業で多くの人が亡くなっています。

しかしその犠牲にもかかわらず、黒部川の豊富な水量による水力発電は関西の電力供給に欠かせない物であり、宇奈月温泉から先に幾つもダムと水力発電所が建設されました。
一方で黒部峡谷の自然美に惹きつけられた登山家や探検家の要望もあってこのトロッコ列車は資材や作業員以外にも特別に乗車券が販売されました。
ただ、あくまで運搬用の列車についでに乗せてもらうという体裁であったため切符には一切の安全の保証はしないという裏書がされていました。
冬期は雪に閉ざされ列車の運行は途中まで不可能となるため、人道トンネルが路線沿いを通っています。
かつてはトンネル内に電気もなく暗闇の中をはるばる歩いて作業場まで資材や食料などを届ける逓送(ていそう)さんという方々がいました。
今でも10~12人の逓送さんがおり、冬の間黒部第二発電所に常駐している技術者たちに食料など多くの荷物を届けるべく、宇奈月温泉駅から一日2時間から長いときは4時間以上の距離を歩いています。黒部峡谷温泉群

立山火山の麓に位置する黒部峡谷はその景観もさることながら、豊富な湯量で質のいい温泉も大変人気です。
トロッコ列車の始発駅である宇奈月温泉は富山県内でも最大規模を誇る温泉地です。
黒薙駅には黒薙温泉があり、湯量が豊富で宇奈月温泉の湯は全てこの黒薙温泉から引かれています。
峡谷で一番初めに発見された温泉で、駅から20分ほど山道を歩かなければなりませんが、よい展望を楽しむことができます。
鐘釣駅には鐘釣温泉があり、宿泊宿もありますが、何といってもここの目玉は無料の岩風呂と河原露天風呂でしょう。
駅から渓流へと降りていくと、岩の間にできた洞窟風の天然の露天風呂があり、川のすぐ隣には石で囲まれた河原露天風呂があります。
ここでは河原をほるとすぐに温泉が湧き出るので川の水と調節しながら自分だけの小さな温泉を作ることもできます。
水着着用可ですが、観光客がたくさん訪れるのでしっかり入浴を楽しむには勇気が必要でしょう。
終点欅平駅から15分ほど歩くと名剣温泉、さらに40分ほどあるくと祖母谷温泉があるので自然の中をハイキングして日帰り温泉を楽しむのもいいでしょう。
黒部峡谷にある温泉はどこも自然に囲まれた質の良い露天風呂があります。
宇奈月温泉をのぞけばトロッコ列車でしかアクセスできず冬期は閉鎖されるので、せっかくの機会に大自然の中の温泉を体験してみるのもいいのではないでしょうか。
金沢市内ホテル(☆☆☆)
breakfast

6日目:金沢~白川郷~金沢

白川郷

飛騨地方の岐阜県白川郷荻町集落と富山県五箇山相倉集落、菅沼集落は「白川郷・五箇山の合掌造り集落」としてUNESCOの世界文化遺産に登録されています。
白川郷はこの三集落の中で最大規模の集落で、世界遺産地域の3分の2を占め、住宅も合計60棟あります。
日本語では単に「歴史的集落」ではなく「合掌造り集落」という名で登録されていますが、合掌造りというのはこの世界遺産地域独特の茅葺き屋根の事を指します。
「合掌造り」とは日本の建築様式の一つで、豪雪地帯で用いられることが多く、丸太を交互に組み合わせてその上に茅を葺いた屋根があたかも合掌しているかのようであることからこの名前がつけられました。
屋根の上に雪が積もりすぎて家がつぶれる事のないよう、また雪下ろしの作業の負担を軽減するため、屋根が鋭角になっています。
これにより出来た広い屋根裏スペースは、この地方の主要な産業である養蚕業の養蚕棚として使われていました。
そして養蚕業が発展するにつれ、屋根裏スペースをより確保するため、屋根の角度もより一層鋭角になって行ったと言われています。
屋根には一切の釘が使われておらず、縄で固定され風雪に負けない柔軟で強靭な構造になっており、家の向きや窓の位置なども日の当たり具合などが十分に計算されて作られており、先人たちの知恵が詰まった合理的な建築様式となっています。
茅は一度葺いたら30~40年は持ちますが、風雨や雪で痛むため、年に1~2回の補修作業をしなければなりません。
屋根の全体の葺き替え作業は大仕事になるため、村人総出で行われました。
  


19世紀末にはこの建築様式を使った家屋は2000近くありましたが、それでも日本において非常に珍しいかなり例外的な様式でした。
過疎化やダム建設による村人の退去等の理由で多くの村がなくなりましたが、豪雪地帯な上に交通の便が悪く、半ば都市部と断絶された環境が幸いし、完全に消滅することなく一部の集落が残りました。
そしてやがてこの特殊な集落と田舎の田園風景の保存へと向けた動きが内外から出てくるようになり、ついに1994年に日本で4番目の世界遺産として登録されました。
現在では多くの観光客が訪れる人気の観光地である一方で観光地化に伴う土産物店や食事処などの増加により、本来の牧歌的で静かな山村の景観が失われつつあることが懸念されています。
金沢市内ホテル(☆☆☆)
breakfast

7日目 金沢市内観光

金沢

北陸地方石川県の県庁所在地である金沢は江戸時代の最大の大名の領地の城下町として発展し、当時は東京、大阪、京都の三都に次ぐ人口を誇りました。
「加賀百万石」と呼ばれて人々や他大名たちからその繁栄ぶりを称えられており、主要な街道から外れているにもかかわらず独自の優雅な築き上げました。
大きな戦乱に巻き込まれることもなく、第二次世界大戦でも空襲を受けておらず、昔の風情ある街並みが今も残っています。
また金沢の歴代藩主が文化事業を奨励したため、多彩な伝統文化が受け継がれ今も息づいています。

《兼六園》

日本三名園の一つとして知られ、ミシュランガイドでも3つ星評価を与えられている回遊式日本庭園です。
四季折々に様々な表情を見せ、春には桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪吊り(樹木を雪害から守るための技術)のほか季節ごとに様々な花を見ることもできます。
兼六園は金沢城付属の庭園であり、小高い丘に作られているにも関わらず多くの池があり、園内全体に水路が張り巡らされ、庭園内の樹木やオブジェと見事な調和を見せています。

《21世紀美術館》

主に1980年以降の現代美術にフォーカスを当てた美術館で、現代新鋭芸術家の企画展示を行っています。
現代美術展示の為、展示する芸術家の知名度は低いが、いずれは名が広まるだろう芸術家に注目する点は未来への先行投資といえるでしょう。
21世紀美術館の設計を担当し円形で地上一階地下一階で全面ガラス張りの独特の建築でイタリアビエンナーレの建築部門で金獅子賞を受賞した建築家ユニットSANAAが良い一例といえるでしょう。
現在、SANAAはパリの老舗デパート、サマリテーヌ・ドゥ・パリ改修の際のデザインを担当しています。

《忍者寺》

妙立寺というのが正式名称ですが、内部に施された仕掛けの数々がまるで忍者のからくり屋敷のようなので、忍者寺の愛称で親しまれています。
実際に忍者がいたわけではないのになぜこのようなお寺が出来たかというと加賀藩が置かれていた立場があります。
加賀百万石と呼ばれ非常に力を持っていた加賀藩は幕府から警戒されていました。
ですが大っぴらに防衛を固めることは出来ないので、幕府にバレないようにお寺に仕掛けをほどこし、緊急時の出城的な役割を与えたのです。
内部は完全予約制で、お寺のガイドさんが様々な仕掛けを説明しながら紹介してくれます。

《ひがし茶屋街、にし茶屋街、主計町茶屋街、長町武家屋敷跡》

戦争などに巻き込まれることが少なく、江戸時代以来、比較的平穏で昔ながらの街並みを今に伝えています。
立地的にも京文化の影響を強く受けた雅な文化が発達し、犀川沿いには料亭や舞妓や芸妓などが働く歓楽街も発達しました。
なかでもひがし茶屋街と主計町茶屋街は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
また上流・中流階級藩士の侍屋敷が軒を連ねる長町武家屋敷跡には土塀と石畳の路地が続いており、かつての情緒ある雰囲気を味わうことができます。

《成巽閣》

成巽閣は国の重要文化財に指定されている建物で1863年江戸時代から明治時代への移り変わりの激動の時代に建てられました。
加賀藩主が母親の隠居後の生活の為に建てたもので優雅な作りの中にも細やかな気配りが見て取れます。

一階は大名屋敷風の書院造で2階は茶室風の数寄屋造りと2種類の様式が組み合わされており、部屋ごとにテーマが決められて装飾が施されています。
伝統的な建築の中にも当時最先端だった西洋のモダンな要素を取り入れ趣を沿えています。

《金沢城公園》

金沢城は加賀百万石を治めていた前田氏の居城です。
現在見えるものは20世紀の終わりに復元されたもので、もともとあった城の大半は18世紀後半の大火災に遭い焼失し、19世紀後半には陸軍の施設が置かれ、戦後は大学のキャンパスとして使われました。
本丸こそ復元されていませんが、櫓や門、施設の配置や構造などをなるべく史実に忠実に再現しています。
特に石垣の石組みの技術は高く、様々な時代の様々な様式の石垣を見ることができる為、別名「石垣の美術館」と呼ばれています。
金沢市内ホテル(☆☆☆)
breakfast

8日目:金沢

金沢自由散策

ツアーは金沢で終了します。
金沢から京都へは特急サンダーバードで2時間強で行くことが出来ます。また東京へは北陸新幹線で2時間30分程度で戻ることが出来ます。
観光地を訪ねながら京都を目指すのもお勧めです。
金沢延泊ご希望のお客様は予約フォームよりお問い合わせください。
京都泊
breakfast

ツアー終了後のお勧めプラン

★禅の里、福井県の永平寺(金沢から京都の途中)

日本列島の西側、石川県と京都府との間に位置する福井県は、瞑想と禅の発祥の地でもあります。美しい日本海沿岸の景色と、雄大な山々を目当てに訪れる人も多い県です。県の東には福井市の街が広がり、西には大佛寺山や剣ヶ岳があります。あらゆる宗派の仏教徒の寺院が森の中や公園の敷地内に点在しています。中でも一番古いのが、曹洞宗の創始者である道元禅師によって1244年に建立された永平寺です。
永平寺では、坐禅と呼ばれる座って瞑想する体験ができます。
杉の大木が生い茂る森の中にある寺院を訪ねるには大自然の中を歩かなくてはなりませんが、それもまた楽しいものです。国宝でもある永平寺は、ミシュランガイドからも星2つをもらっています。
 
★ 小浜の景勝地と海沿いの温泉 (金沢から京都の途中)
 
日本海に面した小さな町、小浜には寄り道する価値が十分にあります。まずはクルーズ船に乗って、海蝕による断崖と断崖から流れ落ちる滝の絶景を見にいきましょう。また、市の北の阿納海岸では、シーカヤックなどのアクティビティも楽しめます。
リラックスするには、越前温泉がおすすめです。日本海に沈む夕陽を眺めながらつかる温泉で、究極のリラクゼーションを体感してください。    
 
★月桂冠大倉記念館 (京都 伏見)
 
1909(明治42)年建造の酒蔵を活用した記念館で日本酒の作り方を学んだあとは、試飲してみましょう。記念館が建つ伏見は、水の質が高いことでも知られ、このおいしい水は、おいしい日本酒を造るには必要不可欠です。館内には、他にも酒造りに使用していた古い道具などが展示されています。また、お土産品も数多く取り揃えているので、来館の記念にいかがでしょうか。

ルートマップ

ツアー詳細

ツアー前日までのお勧め観光ポイント

★川越~歴史と文化のある町~
東京からほんの30分ほどで行ける川越は、一日中楽しめ、江戸時代の建築を見るのに最適な場所といえます。この古き良き雰囲気を最もよく表すものの一つが、蔵造りの街並みです。この街並みに並ぶ伝統的な建物は、火事から身を守るよう丈夫に造られています(川越は数世紀前大火事がありました)。町の中には「時の鐘」が高くそびえ、有名な「菓子屋横丁」に行くこともできます。伝統的な日本家屋の中を見るなら、美しい庭園のなかにある、川越城跡にある本丸御殿に行くのをおすすめします。
 
★秩父地方長瀞
秩父地方長瀞は、埼玉県の中心、東京の北に位置しています。東京から簡単にアクセスでき、荒川沿いの、山と森に囲まれた日本の田舎の美しい自然に出会う事でしょう。四季折々素晴らしいのですが、秋の紅葉にうっとりするのにうってつけの場所です。日本のさくら名所100選に数えられている4月から5月中旬までの長瀞の桜は大変美しいです。周囲の自然をいっぱいに楽しむのに、小さな木製ボートにのる船下りを使うのも手です。
 
★高尾山
 東京から一時間で行ける高尾山では、自然に囲まれた中、ハイキングルートで登ることができます。高尾山の頂上の一つは、高尾山口駅からアクセスすることがき、そこでは一休みできるお店があります。また、駅から登山者のレベルに合わせたルートで登ることができます。この中で一日中楽しみ、一番自然を楽しみたのならば、6号路コースをお薦めします。そこでは、神秘的な寺院が隠れた森の奥深くに入り、岩屋大師と呼ばれる洞窟があります。もしハイキングをするのではなく、ただ登りたいならば、リフトで頂上に登ることができます。登った後は駅近くの温泉で体をリラックスすることができます。
breakfast, dinner, lunch

1日目:東京

東京自由観光

東京泊
東京都内ホテル

2日目:東京~善光寺

東京駅で北陸新幹線に乗車
2015年の東京ー金沢間北陸新幹線開通に伴い導入された最新の車両は日本の伝統文化と未来をつなぐというコンセプトの元、"和"の未来をテーマにデザインされています。
外観は高速走行するための造形と日本の伝統的な色使い、走行する沿線の風景を融合させ、スピード感と精悍さを表現し、車内空間においては大人の琴線に触れる『洗練さ』と心と体の『ゆとり・解放感』をテーマにトータルデザインされ、快適で優雅な移動を楽しむことができるでしょう。
また驚くべきはその車体の安定性の高さであり、山岳地帯を最高時速260kmで走るにもかかわらず、最小限にその振動を抑え、快適な移動時間を可能にしています。



善光寺詣り

善光寺は長野県北部に位置する無宗派のお寺で、その創立は7世紀まで遡ります。
未だ仏教が様々な宗派へと別れる前から存在するため、宗派を問わずいかなる人も受け入れる無宗派寺院であり、また女人禁制の仏教寺院の多かった日本において古くより男女分け隔てなく受け入れる珍しい寺院ということで多くの信仰を集めています。

江戸時代になり日本各地の街道が整備され比較的安易に人々が旅行に出ることが出来るようになると、長野の山奥へ遠路はるばる巡礼に訪れるようになりました。
そして、江戸時代末期になると善光寺巡礼ブームが訪れるようになり、現在の長野県の県庁所在地である長野市は善光寺の門前町として発展したものです。

善光寺の本堂内には阿弥陀三尊像が御本尊として安置されていますが、日本最古の仏像と言われる秘仏で国宝にも指定されており、7年に一度一般公開される「御開帳」の期間でさえその同じ姿をした像が分身として公開されるのみで、本物は寺の住職ですら見たことがないと言われています。
善光寺観光のハイライトは本堂内の「お戒壇巡り」で、内陣内の階段を下りて行き、ご本尊が置かれた瑠璃壇の床下を歩くことになるのですが、内部には一切の照明はなく、完全に光が遮断された廊下を中腰で進んでいきます。
暗闇の中壁伝いに歩いて行き、御本尊の真下にかかる「極楽の錠前」へ触れてから再び地上へ戻ってまいります。
この「極楽の錠前」に触れることで仏様との間に縁を結び極楽浄土へのお約束を頂きます。
そしてこのお約束を大切に心に持ち続け育てることで、往生する際に仏さまが迎えに来て下さり、極楽浄土へと連れて行ってもらうことができると言われています。
またこの体験にはもう一つ仏教精神を養う修練としての意義も含んでいます。
人は普段様々な雑念や煩悩に心を奪われていますが、この「お戒壇巡り」の一寸先も見えぬ暗闇の中ではただ一つ心は「極楽の錠前」に触れることに専心します。
あらゆる煩悩から解放され辿り着く悟りの境地にほんの少しでも近づくことこそがこの体験のポイントです。
錠前に触れ今度は暗闇から出口を探して進んでいくとわずかに地上の光が見えてきます。
ここで物を見ることができる事、つまり光のありがたさを感じ、出口を出た後の光の下の世界は入り口を入った時とはまた違ったふうに見えるかもしれません。
そこにこそこの体験のもう一つの重要な意義があるのです。
そしてそれ故にこのお戒壇巡りは短い距離を歩くだけですが、ただの通路ではなく「道場」と呼ばれ、修行の場の一環としてとらえられているのです。



小布施:北斎が愛した町

長野県北部の小布施(おぶせ)は、県内で面積の一番小さな町ですが、人口約1万1千人の町に年間約120万人の観光客が訪れるとても人気のある観光地となっています。
町内には美術館、博物館、寺院、老舗栗菓子店等の見どころも多く、土壁の建物や土塀が並ぶ落ち着いた雰囲気の景観とあわせて、魅力となっています。
そして、ここは伝統的景観と地域の暮らしの両面を考慮した、まちづくりを行い全国から注目を集めています。

もとは特に何の変哲もない田舎町で、田舎特有の現象として年々過疎化が進み、町の将来が危惧されていました。
それをなんとか食い止めようと町が作ったのが、この町とゆかりの深い浮世絵画家、葛飾北斎をテーマとした北斎館です。

1842年、北斎はすでに齢83歳で江戸の絵師として十分すぎるほど名声を博していたときに、初めて小布施を訪れています。
高齢の身で山奥の田舎村から遠路はるばる江戸から足を運んだのは、江戸で親交の深かった小布施の豪農、高井鴻山の招きがあったからです。
鴻山は北斎の為に自宅にわざわざ専用のアトリエを作って厚遇しました。
1844年に再び小布施の鴻山のもとを訪れ、1848年まで滞在し、翌年1849年に齢90歳で江戸で亡くなっています。
江戸で名声を博しながらもその特殊な性格の為に狂人として良くも悪くも風評がたち、お金にも無頓着なため常に赤貧の生活を送っていた北斎にとっては物質的にも精神的にも快適に過ごせる場所でもあったのでしょう。
北斎は浮世絵の版画の巨匠として知られていますが、北斎館では数少ない北斎の肉筆画を見ることができます。
中でも2基の屋台の天井に書かれた「龍」「鳳凰」、「怒涛」は必見です。
またやや離れたところにある寺院、岩松院の「八方睨みの鳳凰」は畳21枚分の大きさの天井画は圧巻の一言です。

北斎は現在の小布施の町おこしに大きな役割を果たしていますが、それはあくまで一つの起爆剤であり他にも多くの町づくりの賜物として現在の小布施が出来上がっています。
建築家たちがリーダーシップをとり、人々の現代の生活と古い建築物の保存を両立させ、町全体の調和した情緒ある風景を作り出したり、名産の栗をPRしたり、インフラ整備や観光パンフレットを充実させたりと、小布施の町の観光事業はまさに他の町の手本となっています。



宿坊~寺院に宿泊~

善光寺を訪れる際の目玉の一つとして宿坊体験というのがあります。
宿坊とは元来参拝者や僧侶たち用の寺院併設または寺院内の宿泊施設でした。
遠路を旅してやってくる巡礼者を迎え入れる施設であると同時に、僧侶と同様の素朴な食事や住居で寝食を共にすることで心身を清める役割をも果たしていました。
現在では巡礼者のみならず多くの観光客が訪れるようになったため、多くの宿坊が一般観光客を受け入れるようになりました。
そして宿泊設備やサービスも充実し、快適に過ごすことができるようになりました。
現代の宿坊体験は決してかつてのような質素で禁欲的な修行を体験することではなく、寺院文化の入り口を一般の人々に知ってもらうことにあります。

宿坊によっては写経、写仏などの体験が出来るところもありますが、なんといっても宿坊体験でのメインはご朝事を見学することでしょう。
「ご朝事」とは善光寺の全僧が毎朝善光寺の本堂で行われるお勤め(読経)のことです。
そして通常本堂で早朝5時半~6時半頃に行われますが、善光寺の男性住職と女性住職が本堂へと向かう際、一般の人々は参道で功徳を頂くことができます。
お朝事見学は宿坊に宿泊するとどこでも案内人が見学に連れて行ってくれます。
そしてその後境内見学、お戒壇巡りをして戻ってきてから朝食を頂きます。
お朝事見学は義務ではありませんがせっかくの機会ですから是非早起きして参加してみてください。
宿坊
breakfast, dinner, lunch

3日目ー4日目:善光寺~アルペンルート

立山黒部アルペンルート

立山黒部アルペンルートは飛騨山脈(通称北アルプス)の北部を構成する立山連峰を横断する世界有数の観光ルートを指します。
立山連峰は中部山岳国立公園に属し3000メートル級の山々からなり東の長野県と西の富山県を壁のようにそびえて隔てています。
このルートでは様々な交通手段を乗り継ぎながらこの立山連峰を越えてゆくのです。
このルートは1971年に完成し、長野県側の起点、扇沢と富山県側の起点、立山駅の間37.2㎞をとなっておりケーブルカーやトロリーバス、ロープウェイや高原バスなどで繋いでいます。
このルートのハイライトはやはり季節により様々な姿を見せる立山連峰の雄大な景色でしょう。(ただし12月~4月は雪の為閉鎖)
春には一面の見事な雪景色がご覧いただけますし、バス用道路脇の10~20メートルほどの高さにまで達する雪の壁が形作る「雪の大谷」は圧巻です。
夏には山岳の美しい風景やそれを飾る高原の花々、秋には見事な紅葉が山々を彩り、標高の高いところから徐々に低い方へと移って行きます。
毎年多くの観光客が訪れる大人気観光地で混み合うことが多いですが、その評判に見合うだけの魅力がたくさんこのコースには詰まっています。
どの季節にきてもきっとあなたを失望させることはないでしょう。立山黒部アルペンルートの様々な交通手段 扇沢駅(長野側)→立山(富山側)

1. 扇沢駅→黒部ダム駅:関電トンネルトロリーバス(6.1km)

長野県側の起点、扇沢から黒部ダムまでを繋いでおりトンネル内で長野と富山の県境を通過します。
黒部ダムの水力発電所建設の為に作られたルートを走り、2019年に完全に充電式の電気バスへと移行します。


2.黒部ダム駅~黒部湖駅:ダム上を徒歩(0.6km)

北アルプスを水源とする黒部川に作られたダムで黒部川第四発電所へと送られることから黒四ダムとも呼ばれています。
戦後日本の復興期、関西地方の電力不足を解決するために1956年に建設が始まり7年の歳月をかけ、171名もの殉職者を出しながら完成したダムで、当時は関西地方の電力の50%を賄い、関西地方の発展の礎となりました。
現在ではアルペンルートのハイライトの一つともなっており、6月下旬から10月中旬の間は観光放水が行われています。

3. 黒部湖駅→黒部平駅:黒部ケーブルカー(0.8km)

黒部湖駅から標高1828mまで標高差373mを5分間で上って行きます。
雪害を避けるため地下トンネルを通っています。

4.黒部平駅→大観峰駅:立山ロープウェイ(1.7km)

黒部平駅と大観峰駅を結ぶロープウェイで高低差488mありますが、途中には一本も支柱がありません。
雪によって支柱が流される可能性があるため、駅間をダイレクトに繋いでいますが、この方式では駅間が日本で最も長いロープウェイです。

5.大観峰駅→室堂駅:立山トンネルトロリーバス(3.7km)

雄山(標高3003m)の中を通り抜けるトンネル内を走り、大観峰駅から室堂駅までを結んでいます。
電力の供給を直接架線から受けている電気式のバスでトンネル内でも排気を出すことなく、自然環境にも配慮されています。
日本で残っているのは関電トンネルトロリーバスとこのトロリーバスの二つだけですが、2019年に関電トロリーバスは充電式電気バスになるため、ここが日本で唯一のトロリーバスになるでしょう。

6.室堂:散策

アルペンルートの最高地点でこのルート一の観光ポイントと言えるでしょう。
室堂駅は立山(標高3015m)の火山活動で出来た火口湖周辺の一帯で駅は標高2450mに位置しています。

春には室堂駅の外は一面銀世界でまた道路へ行けば高さ10m~20mにたっする雪の壁が道路脇にそびえています。
夏になって雪がなくなればハイキングルートが現れ、自然を満喫することができるでしょう。
運が良ければオコジョや絶滅危惧種のライチョウに出会えるかもしれません。

7.室堂駅→美女平駅:立山高原バス(23km)

1500mほどの標高差を50分かけて下りて行きます。
春に雪の大谷を通って降りていくのは大迫力ですし、夏、秋には標高が低くなるにつれ変化する自然の移り変わりを楽しむことができるでしょう。
途中には日本一の落差を誇る称名滝を車窓から眺めることができ、美女平に辿り着くころには周りはすっかり緑豊かな森に囲まれていることでしょう。

8.美女平駅→立山駅:立山ケーブルカー(1.3km)

最後は再びケーブルカーです。
今度はトンネルではなく外を500メートルほど下りますが、勾配24度もあるのでかなりスリリングなのではないでしょうか。
3日目:アルペンルート上ホテルまたは山荘 4日目:宇奈月温泉または黒部峡谷内山荘
breakfast, dinner

5日目:黒部峡谷~金沢

黒部峡谷

黒部峡谷は北アルプスを北端で立山連峰と後立山連峰に分断する巨大な峡谷で国の天然記念物に指定されており、日本三大渓谷の一つに数えられています。
地殻変動や黒部川の急流によって削られたV字の谷は日本でも最も深いものです。
かつては人を寄せ付けぬ秘境でしたが19世紀に入って峡谷探検が行われるようになると多くの登山家が訪れるようになりました。
北アルプスの多くの峰々を水源として集まる上に、豪雪地帯でもある黒部川は水量が非常に豊富なため、電力開発を目的としてダム建設が始められました。
それでもなおカエデやブナ、ナラといった木々の原生林に覆われた手つかずの自然が未だに多く残り、季節の変化と共に美しい姿を私たちに見せてくれます。
特に紅葉の時期には一目その赤、橙、黄と人口物のコントラストを一目見ようと多くの観光客が殺到します。



黒部峡谷鉄道

黒部峡谷鉄道は「黒鉄」の愛称で親しまれており宇奈月温泉駅~欅平駅間を運行する観光路線で4月下旬から11月までトロッコ列車を運行しています。
途中に多くの駅がありますが乗降が許可されているのは黒薙と鐘釣のみです。
また欅平からさらに黒部ダムまで行く列車もありますが抽選で高い倍率で応募しなければ乗車体験はすることができません。
黒部峡谷鉄道は今でこそ観光列車として非常に人気のアトラクションの一つですが、かつてはダム建設の為の資材運搬用に使用された列車でした。
しかしこの路線が作られたのは黒四ダムの工事よりさらに昔、戦前の未発達な技術でトンネルを掘り進んでいきました。
ダイナマイトと簡素な機械で硬い岩盤を掘り進む作業で多くの人が亡くなっています。

しかしその犠牲にもかかわらず、黒部川の豊富な水量による水力発電は関西の電力供給に欠かせない物であり、宇奈月温泉から先に幾つもダムと水力発電所が建設されました。
一方で黒部峡谷の自然美に惹きつけられた登山家や探検家の要望もあってこのトロッコ列車は資材や作業員以外にも特別に乗車券が販売されました。
ただ、あくまで運搬用の列車についでに乗せてもらうという体裁であったため切符には一切の安全の保証はしないという裏書がされていました。
冬期は雪に閉ざされ列車の運行は途中まで不可能となるため、人道トンネルが路線沿いを通っています。
かつてはトンネル内に電気もなく暗闇の中をはるばる歩いて作業場まで資材や食料などを届ける逓送(ていそう)さんという方々がいました。
今でも10~12人の逓送さんがおり、冬の間黒部第二発電所に常駐している技術者たちに食料など多くの荷物を届けるべく、宇奈月温泉駅から一日2時間から長いときは4時間以上の距離を歩いています。黒部峡谷温泉群

立山火山の麓に位置する黒部峡谷はその景観もさることながら、豊富な湯量で質のいい温泉も大変人気です。
トロッコ列車の始発駅である宇奈月温泉は富山県内でも最大規模を誇る温泉地です。
黒薙駅には黒薙温泉があり、湯量が豊富で宇奈月温泉の湯は全てこの黒薙温泉から引かれています。
峡谷で一番初めに発見された温泉で、駅から20分ほど山道を歩かなければなりませんが、よい展望を楽しむことができます。
鐘釣駅には鐘釣温泉があり、宿泊宿もありますが、何といってもここの目玉は無料の岩風呂と河原露天風呂でしょう。
駅から渓流へと降りていくと、岩の間にできた洞窟風の天然の露天風呂があり、川のすぐ隣には石で囲まれた河原露天風呂があります。
ここでは河原をほるとすぐに温泉が湧き出るので川の水と調節しながら自分だけの小さな温泉を作ることもできます。
水着着用可ですが、観光客がたくさん訪れるのでしっかり入浴を楽しむには勇気が必要でしょう。
終点欅平駅から15分ほど歩くと名剣温泉、さらに40分ほどあるくと祖母谷温泉があるので自然の中をハイキングして日帰り温泉を楽しむのもいいでしょう。
黒部峡谷にある温泉はどこも自然に囲まれた質の良い露天風呂があります。
宇奈月温泉をのぞけばトロッコ列車でしかアクセスできず冬期は閉鎖されるので、せっかくの機会に大自然の中の温泉を体験してみるのもいいのではないでしょうか。
金沢市内ホテル(☆☆☆)
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6日目:金沢~白川郷~金沢

白川郷

飛騨地方の岐阜県白川郷荻町集落と富山県五箇山相倉集落、菅沼集落は「白川郷・五箇山の合掌造り集落」としてUNESCOの世界文化遺産に登録されています。
白川郷はこの三集落の中で最大規模の集落で、世界遺産地域の3分の2を占め、住宅も合計60棟あります。
日本語では単に「歴史的集落」ではなく「合掌造り集落」という名で登録されていますが、合掌造りというのはこの世界遺産地域独特の茅葺き屋根の事を指します。
「合掌造り」とは日本の建築様式の一つで、豪雪地帯で用いられることが多く、丸太を交互に組み合わせてその上に茅を葺いた屋根があたかも合掌しているかのようであることからこの名前がつけられました。
屋根の上に雪が積もりすぎて家がつぶれる事のないよう、また雪下ろしの作業の負担を軽減するため、屋根が鋭角になっています。
これにより出来た広い屋根裏スペースは、この地方の主要な産業である養蚕業の養蚕棚として使われていました。
そして養蚕業が発展するにつれ、屋根裏スペースをより確保するため、屋根の角度もより一層鋭角になって行ったと言われています。
屋根には一切の釘が使われておらず、縄で固定され風雪に負けない柔軟で強靭な構造になっており、家の向きや窓の位置なども日の当たり具合などが十分に計算されて作られており、先人たちの知恵が詰まった合理的な建築様式となっています。
茅は一度葺いたら30~40年は持ちますが、風雨や雪で痛むため、年に1~2回の補修作業をしなければなりません。
屋根の全体の葺き替え作業は大仕事になるため、村人総出で行われました。
  


19世紀末にはこの建築様式を使った家屋は2000近くありましたが、それでも日本において非常に珍しいかなり例外的な様式でした。
過疎化やダム建設による村人の退去等の理由で多くの村がなくなりましたが、豪雪地帯な上に交通の便が悪く、半ば都市部と断絶された環境が幸いし、完全に消滅することなく一部の集落が残りました。
そしてやがてこの特殊な集落と田舎の田園風景の保存へと向けた動きが内外から出てくるようになり、ついに1994年に日本で4番目の世界遺産として登録されました。
現在では多くの観光客が訪れる人気の観光地である一方で観光地化に伴う土産物店や食事処などの増加により、本来の牧歌的で静かな山村の景観が失われつつあることが懸念されています。
金沢市内ホテル(☆☆☆)
breakfast

7日目 金沢市内観光

金沢

北陸地方石川県の県庁所在地である金沢は江戸時代の最大の大名の領地の城下町として発展し、当時は東京、大阪、京都の三都に次ぐ人口を誇りました。
「加賀百万石」と呼ばれて人々や他大名たちからその繁栄ぶりを称えられており、主要な街道から外れているにもかかわらず独自の優雅な築き上げました。
大きな戦乱に巻き込まれることもなく、第二次世界大戦でも空襲を受けておらず、昔の風情ある街並みが今も残っています。
また金沢の歴代藩主が文化事業を奨励したため、多彩な伝統文化が受け継がれ今も息づいています。

《兼六園》

日本三名園の一つとして知られ、ミシュランガイドでも3つ星評価を与えられている回遊式日本庭園です。
四季折々に様々な表情を見せ、春には桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪吊り(樹木を雪害から守るための技術)のほか季節ごとに様々な花を見ることもできます。
兼六園は金沢城付属の庭園であり、小高い丘に作られているにも関わらず多くの池があり、園内全体に水路が張り巡らされ、庭園内の樹木やオブジェと見事な調和を見せています。

《21世紀美術館》

主に1980年以降の現代美術にフォーカスを当てた美術館で、現代新鋭芸術家の企画展示を行っています。
現代美術展示の為、展示する芸術家の知名度は低いが、いずれは名が広まるだろう芸術家に注目する点は未来への先行投資といえるでしょう。
21世紀美術館の設計を担当し円形で地上一階地下一階で全面ガラス張りの独特の建築でイタリアビエンナーレの建築部門で金獅子賞を受賞した建築家ユニットSANAAが良い一例といえるでしょう。
現在、SANAAはパリの老舗デパート、サマリテーヌ・ドゥ・パリ改修の際のデザインを担当しています。

《忍者寺》

妙立寺というのが正式名称ですが、内部に施された仕掛けの数々がまるで忍者のからくり屋敷のようなので、忍者寺の愛称で親しまれています。
実際に忍者がいたわけではないのになぜこのようなお寺が出来たかというと加賀藩が置かれていた立場があります。
加賀百万石と呼ばれ非常に力を持っていた加賀藩は幕府から警戒されていました。
ですが大っぴらに防衛を固めることは出来ないので、幕府にバレないようにお寺に仕掛けをほどこし、緊急時の出城的な役割を与えたのです。
内部は完全予約制で、お寺のガイドさんが様々な仕掛けを説明しながら紹介してくれます。

《ひがし茶屋街、にし茶屋街、主計町茶屋街、長町武家屋敷跡》

戦争などに巻き込まれることが少なく、江戸時代以来、比較的平穏で昔ながらの街並みを今に伝えています。
立地的にも京文化の影響を強く受けた雅な文化が発達し、犀川沿いには料亭や舞妓や芸妓などが働く歓楽街も発達しました。
なかでもひがし茶屋街と主計町茶屋街は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
また上流・中流階級藩士の侍屋敷が軒を連ねる長町武家屋敷跡には土塀と石畳の路地が続いており、かつての情緒ある雰囲気を味わうことができます。

《成巽閣》

成巽閣は国の重要文化財に指定されている建物で1863年江戸時代から明治時代への移り変わりの激動の時代に建てられました。
加賀藩主が母親の隠居後の生活の為に建てたもので優雅な作りの中にも細やかな気配りが見て取れます。

一階は大名屋敷風の書院造で2階は茶室風の数寄屋造りと2種類の様式が組み合わされており、部屋ごとにテーマが決められて装飾が施されています。
伝統的な建築の中にも当時最先端だった西洋のモダンな要素を取り入れ趣を沿えています。

《金沢城公園》

金沢城は加賀百万石を治めていた前田氏の居城です。
現在見えるものは20世紀の終わりに復元されたもので、もともとあった城の大半は18世紀後半の大火災に遭い焼失し、19世紀後半には陸軍の施設が置かれ、戦後は大学のキャンパスとして使われました。
本丸こそ復元されていませんが、櫓や門、施設の配置や構造などをなるべく史実に忠実に再現しています。
特に石垣の石組みの技術は高く、様々な時代の様々な様式の石垣を見ることができる為、別名「石垣の美術館」と呼ばれています。
金沢市内ホテル(☆☆☆)
breakfast

8日目:金沢

金沢自由散策

ツアーは金沢で終了します。
金沢から京都へは特急サンダーバードで2時間強で行くことが出来ます。また東京へは北陸新幹線で2時間30分程度で戻ることが出来ます。
観光地を訪ねながら京都を目指すのもお勧めです。
金沢延泊ご希望のお客様は予約フォームよりお問い合わせください。
京都泊
breakfast

ツアー終了後のお勧めプラン

★禅の里、福井県の永平寺(金沢から京都の途中)

日本列島の西側、石川県と京都府との間に位置する福井県は、瞑想と禅の発祥の地でもあります。美しい日本海沿岸の景色と、雄大な山々を目当てに訪れる人も多い県です。県の東には福井市の街が広がり、西には大佛寺山や剣ヶ岳があります。あらゆる宗派の仏教徒の寺院が森の中や公園の敷地内に点在しています。中でも一番古いのが、曹洞宗の創始者である道元禅師によって1244年に建立された永平寺です。
永平寺では、坐禅と呼ばれる座って瞑想する体験ができます。
杉の大木が生い茂る森の中にある寺院を訪ねるには大自然の中を歩かなくてはなりませんが、それもまた楽しいものです。国宝でもある永平寺は、ミシュランガイドからも星2つをもらっています。
 
★ 小浜の景勝地と海沿いの温泉 (金沢から京都の途中)
 
日本海に面した小さな町、小浜には寄り道する価値が十分にあります。まずはクルーズ船に乗って、海蝕による断崖と断崖から流れ落ちる滝の絶景を見にいきましょう。また、市の北の阿納海岸では、シーカヤックなどのアクティビティも楽しめます。
リラックスするには、越前温泉がおすすめです。日本海に沈む夕陽を眺めながらつかる温泉で、究極のリラクゼーションを体感してください。    
 
★月桂冠大倉記念館 (京都 伏見)
 
1909(明治42)年建造の酒蔵を活用した記念館で日本酒の作り方を学んだあとは、試飲してみましょう。記念館が建つ伏見は、水の質が高いことでも知られ、このおいしい水は、おいしい日本酒を造るには必要不可欠です。館内には、他にも酒造りに使用していた古い道具などが展示されています。また、お土産品も数多く取り揃えているので、来館の記念にいかがでしょうか。
参加条件(対象、その他)最少催行
  • 子どもは大人の同伴が必要です。
  • お体の不自由な方またはご旅行日程中で補助が必要な方は、ご予約の際にその旨をお知らせください。

  • お食事に関する具体的な要望がございましたら、ご予約の際にその旨をお知らせください。

  • ツアー出発の最少催行人数は4名です。

  • ツアー会社は最少催行人数に達していないとき、出発日30日前にツアーを中止する権利を有します。

  • 行程中、交通機関や天候、その他諸事情により遅れや観光時間の短縮、一部中止の場合にでも返金の請求には応じられません。

  • 天候や開館時間の変更により、ツアー日程の変更する場合があります。

  • 料金は一人当たりダブル/ツインルームの値段となっています。

  • お一人でご参加のお客様はシングルチャージが別途かかります。また旅館ではシングルのお部屋のご用意がない場合がございます。予めご了承ください。

  • ご予約は遅くともご出発の30日までにお済ませください。

注意事項
  • 皆様により我々の文化をより深く知ってもらうために、いくつかタイプ別のホテルを用意いたしております。「宿泊」をご確認ください。

  • 弊社の旅行では公共交通機関を利用いたします。詳細は「交通手段」をご確認ください。

  • 日本を旅行することは、多彩で、魅惑的な和食を発見することです。行程中いくつかの場所で昼食と夕食のための自由時間があるのはこのためです。日本の多くの主要なレストランと、格安値段での品質に驚くことでしょう。詳細「食事」をご確認下さい。

  • 旅行鞄は旅行中二日か三日おきにホテルからホテルへと送られるため、その期間中に必要な着替えや必需品を持ち運ぶための中程度のカバンやリュックなどをご用意ください。詳細は「スーツケースの発送」をご確認ください。

  • 軽いウォーキング程度のアクティビティが含まれます。歩きやすい靴をご持参ください。

  • 旅程中では自由行動の時間を所々でもうけております。交通事情に留意しながら、ご自由に興味がある場所を楽しんでください。自由時間中の交通費や個人出費は自己負担になります。

  • その他旅行に関するお役立ち情報等に関しましては「トラベルインフォメーション」をご覧ください。

  • 写真はイメージです。


    平均気温

     

    1月

    2月

    3月

    4月

    5月

    6月

    7月

    8月

    9月

    10月

    11月

    12月

    長野

    -0.5 0.2 3.7 10.8 17.4 18.8 25.1 24.9 19.8 14.3 6.8 1.0

    室堂

          3.0 7.0 11.0 13.0 12.0 6.0 2.0    

    金沢

    4.5 4.4 7.2 13.6 18.9 20.3 27.2 27.3 22.4 17.1 10.9 5.6
 
  • ルート内で一番標高の高い室堂を基準にお話しすると、部分開通する 4/10 から6月下旬くらいまでは、 散策道に雪が残っています。また、10月下旬から11月上旬に雪が降り始め、11月は初滑りのお客様でにぎわいます。つまり、1年のうち7,8,9月のみ万年雪以外の雪がなくなることになります。 ですから、天然の氷室状態で平地よりも10℃以上も低いということです。
  • 残雪の残る期間は防水性の高い靴が便利です。最近ではトレッキングシューズでも防水性に優れており 長靴を履いてお越しになる必要はありません。但しバッシュや草履では厳しいです。
  • 他には、雨具兼用防寒着、サングラス、日焼け止め、リップクリームは欠かせません。
金額に含まれるもの
  • 添乗員同行

  • 全朝食、旅程表記載の食事

:朝食×7、昼食×2、夕食×3

  • ツアー中交通機関

  • 7泊分の宿泊(三ツ星)(全て朝食付き)
    ※アルペンルート、黒部峡谷の宿泊は山荘となる可能性がありますので予めご了承くださいませ。
    ※の宿坊はあくまで寺の宿舎ですので、星によるランク付けはされていません。

 :東京1泊、善光寺(宿坊)1泊、アルペンルート上ホテル1泊、黒部峡谷内または宇奈月温泉1泊、金沢3泊、

  • 旅程表記載の観光施設、アクティビティ等の入場料

  • 二日おき、三日おきにホテルから別のホテルへのスーツケースの配送

※幼児/子供料金はお問い合わせください。また3名一室ないしはそれ以上でご宿泊をご希望のお客様はお問い合わせください。ただし、客室設備または空室状況によりましてはご相談に応じかねる場合もございます。

金額に含まれないもの
  • 航空券

  • 旅行保険

  • 個人出費

  • 旅程表に記載のない食事

  • 旅程表に記載のない自由行動中の交通費や観光施設の入場料、アクティビティ等

  • チップ(任意)

※ツアー出発前日までのご宿泊やツアー終了後の延泊をご希望の場合はお問い合わせください。

ツアー催行日/料金

日付をクリックして予約/問い合わせにお進みください。
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